今日は、晴れ。9時現在、気温は、21℃。
昨日は、たくさんの人が訪れて下さいました。晴れの予報でしたが、昼食時、丁度夕立のように雨が降りました。夏のお天気のようです。車でご来場の方々は、お弁当(?)も傘もご持参下さい。
昨日、白山高山植物園にあるヌマハリイと間違えたミネハリイをご紹介します。白山では、別山道で見られますが、あまりに小さいので、跪いて顔を近づけて観察。知らないと通り過ぎてしまいます。
ミネハリイ カヤツリグサ科
高さ5~15㎝、葉はつけず長さ3~5mmの小穂を1個頂生する。石川県は、分布の南限にあたる隔離分布である。踏みつけ、自然遷移、産地局限。自生地は近年チシマザサの侵入が顕著で、個体群の存続が脅かされている。 石川県のレッドデータブックより
下の写真は、自生地のミネハリイ。周囲にササの枯れたものがたくさんあります。
ミクリゼキショウ カヤツリグサ科 
ニッコウキスゲが今週末、見頃です。ヤマブキショウマやハナチダケサシの白い花とのコントラストが見事。白山が見えてくれますように・・・。 


温室の近くの池では、睡蓮の花が咲きました。ひっそりと人知れず咲いた花。ちょっと立ち寄ってみませんか。




上から順番に、カラフトダイコンソウの種、タカネバラ、ゴゼンタチバナ、イブキジャコウソウ、モミジカラマツとヒメヒラタアブの仲間です。温室や見本園、ロックガーデンは、見学可。
白山を背に、スタッフの作業の様子が撮影されます。
今日は、タカネバラのご紹介です。白山で出逢った時には、そこだけ違う空気が流れているような雰囲気があり、とても感激したものでした。
雑草と言う植物はないとおっしゃった昭和天皇に逆らうようですが、高山植物たちを守る為には、生育旺盛な下界の植物を除去する事が大切。スタッフの地道な作業が続き、花咲く植物園で皆さまをお待ちしております。 